夏でもワイン、夏こそワインを愉しもう!
「夏といえばビールでしょ」「ワインは暑い時はちょっとね」
なんて声も聞こえてきますが、夏だってワインは美味しい!
シーンや料理に合わせてワインを選ぶことができれば、今年の夏はたくさんの楽しい思い出ができるはず。
この記事では、暑い夏におすすめのワインと料理のペアリングについて、初めてワインを飲む人にもわかりやすく解説します。白ワイン、赤ワイン、スパークリングワイン、ロゼワインそれぞれについて、どの料理との相性が良いのか、どのような特徴や味わいがあるのかを詳しく紹介します。さらに、適切な温度や冷やし方などもアドバイスします。
それでははじめましょう!
暑い夏に飲むワインの定番といえば白ワイン!
白ワインは夏の暑い季節にぴったりの爽やかな味わいが特徴です。
サラダと白ワインのペアリング
シャッキリ、ひんやりしたサラダと白ワインは相性抜群です。さっぱりとした白ワインとサラダの軽やかな食材との組み合わせは、暑い日にぴったり!例えば、グリーンサラダにはシャルドネやソーヴィニヨン・ブランなどの白ワインがよく合います。
魚介料理と白ワインのペアリング
夏の海の幸と白ワインの組み合わせは絶品!。白ワインをシーフードと合わせることで、互いの風味を引き立てます。例えば、シャルドネは魚介の繊細な味わいと相性が良く、リースリングは辛口でフルーティーな味わいが魚介とよく合います。
フルーツと白ワインのペアリング
夏のフルーツと白ワインを組み合わせることで、フレッシュで甘い味わいを楽しむことができます。例えば、メロンや桃といった甘くジューシーなフルーツには、ゲヴュルツトラミネールやモスカート・ダスティ・アンブロス(甘口の白ワイン)がよく合います。またグレープフルーツやキウイフルーツには、フレッシュな香りと味わいが魅力のソーヴィニヨン・ブランを合わせてみて。
チーズと白ワインのペアリング
チーズと白ワインの組み合わせは、夏の軽食やデザートとしても最適です。例えば、ゴーダチーズやモッツァレラチーズには、シャブリやヴェルナッチャ・ディ・サンジミニャーノなどの白ワインがよく合います。
冷蔵庫に白ワインとチーズ(あとフルーツ何か)があれば、急な来客でも切ってお皿に並べて、ワインをグラスに注げばなんとなくオシャレなおもてなし感が出ます。
シンプルなパスタ料理と白ワインのペアリング
少ない食材で作れて夏の夕食にぴったりのシンプルなパスタ料理と白ワインのペアリングもおすすめです。例えば、トマトソースのシンプルなパスタにはピノ・グリージョやソーヴィニヨン・ブランがよく合います。ペペロンチーノならシャルドネがおすすめ。
白ワインの適切な温度は約10〜12度程度。飲む前に冷蔵庫で冷やすか氷水で冷やすことをおすすめします。適切な温度で飲むことで、白ワインの爽やかな風味や酸味を最大限に楽しむことができます。
「真夏だって赤ワイン」派におすすめ!
赤ワインは一般的には秋冬のイメージがありますが、夏にも楽しむことができます。
ハンバーガーと赤ワインのペアリング
ハンバーガーと赤ワイン?意外にも相性が良いんです。ジューシーなハンバーガーの肉の旨みと赤ワインのコクとの相乗効果が楽しめます。例えば、メルローやシラーズなどのしっかりフルボディの赤ワインがよく合います。チーズやアボカド、トマトなど色々な具材とワインのコンビネーションも楽しめます。
ピザと赤ワインのペアリング
家族や友人が集まる機会が多い夏休み。手軽で、みんなが好きなピザと赤ワインの組み合わせもおすすめです。トマトソースやチーズの風味と赤ワインのタンニンの相性が良いので、お互いの味わいを引き立ててくれます。例えば、サンジョヴェーゼやピノ・ノワールがよく合います。サンジョヴェーゼやピノ・ノワールは赤ワインでも軽めの味わいなので軽く冷やすと渋みやどっしりした味が苦手な人でも飲みやすくなります。
バーベキューと赤ワインのペアリング
夏のアウトドアイベントであるバーベキューと赤ワインの組み合わせは最高です。焼き肉やグリル野菜の旨みと赤ワインのフルーティーな味わいがマッチし、楽しい時間を演出します。例えば、カベルネ・ソーヴィニヨンやシラーなどがおすすめです。
チーズと赤ワインのペアリング
チーズと赤ワインは古くからのクラシックな組み合わせです。チーズを楽しむ際には、ぜひ赤ワインとの相性を試してみましょう。誰もが食べやすくて手に入りやすいチェダーチーズやゴーダチーズには、カベルネ・ソーヴィニヨンやシラーズがよく合います。
ダークチョコレートと赤ワインのペアリング
ダークチョコレートと赤ワインの組み合わせは、デザートとしてもおすすめです。ビターなチョコレートと赤ワインのタンニンの組み合わせは、大人っぽい深い味わいを楽しむことができます。例えば、ポートワインやマデイラワインがよく合います。またメルローと合わせるのもおすすめです。
日本の夏は高温多湿。赤ワインを楽しむためには、夏の気温に合わせて冷やすこともおすすめです。赤ワインは一般的に室温で飲むイメージがありますが、夏は15〜18度程度に冷やすとより爽やかな味わいが楽しめます。