コスパの良いワインを探せ!ワインの価格帯と品質について

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ワインの価格帯と品質の関係についての知識は、ワイン選びの重要なポイント。

でもこれって初心者にはなかなかハードルが高い。

この記事では、ワインの価格帯ごとの品質の傾向についてやさしく解説してみます。

また、コストパフォーマンスの高いワインの選び方や高級ワインの特徴と飲み方についても説明します。

目次

ワインの価格帯と品質の関係

ワインは、その価格帯によって一般的な品質の傾向があります。

一般的に値段が高いワインほど高品質なんですが、値段が高いワインならどれでも素晴らしい!というわけではありません。また高ければ高いほど美味しいというわけでもありません。

(高いワイン飲んでる自分に酔いしれて美味しく感じるというのはあるある)

ここでは、一般的な価格帯ごとの品質の傾向について説明します。

※価格帯は私の普段のワイン選びをベースに決めちゃいました。

大富豪の方は値段の後ろに0を2つくらい足してください。

低価格帯(プチプラワイン):ボトル1000円未満

プチプラワインは、普段の食事や気軽な飲み会でワイワイ楽しむのにちょうどいいワイン。

近所の酒屋さん、スーパーやコンビニでも売っていていつでもどこでも手軽に買えるワインです。

安ワインとバカにする人もいますが、普段飲みに十分使えるワインもあります!

プチプラワインで私がオススメするのはチリワインの「アルパカ」。

アルパカワインはアサヒビールが販売しているので全国どこでも手に入りやすい。

そして何より安くて美味しい!

そして、このワインはスクリューキャップ(回して開ける)なのでワインオープナー(栓抜き)がなくても飲めるのが嬉しいところ。

迷ったらアルパカ。覚えておいてね。

中価格帯のワイン:ボトル1000円〜5000円

中価格帯のワインは、一般的に品質が安定しています。

これらのワインは、より良いブドウの収穫や製造プロセスの改善によって高品質なものが多くなっています。

中価格帯のワインは、手土産にしたり、家でのパーティー、ちょっと特別な料理を作ったときなどに楽しむことができます。

初心者の方にも手に取りやすく、ワインの幅広い味わいを楽しむのにぴったり。

この中価格帯のワインを色々飲み比べることで、ブドウ品種や産地による味わいの違いや、自分の好みのワインがわかるようになってきます。

デイリーワイン:ボトル1000円〜2000円未満

中価格帯のワインでもボトル1000円から2000円のワインがいわゆる「デイリーワイン」

この価格帯でチリ、アルゼンチン産のワインなら赤でも白でも大体美味しいです。

「フランスワインでいいのはない?」という人は、フランスのラングドック・ルーションという産地のワインを探してみてください。

ここは南仏の大きなワイン産地。

コスパの良いワインが多いので当たる可能性が高いです。

またスパークリングワインならスペインのCAVA(カバ)がオススメです。

ちょっと贅沢ワイン:ボトル2000円〜5000円未満

ちょっと「贅沢ワイン」の価格になるとフランス、イタリア、アメリカ、オーストラリアそして日本のワインと幅が広がります。

ワインショップやデパートのワイン売場など詳しいスタッフさんのいるお店で相談すると、好みのワインが見つかりやすいです。

「好みって言われても初心者なんでよくわからない」

はい、そんな時の相談方法が2つあります。

1)ワインに合わせたい料理で相談する

「トマトソースのパスタとサラダ」「鍋に合うワインとかありますか?」っていう感じで聞いてみましょう。

高いワイン勧められたら怖い?

「2000円ぐらいで」ってはっきり予算言っちゃって大丈夫ですよ!

お店のスタッフさんも予算感わかった方が選びやすいので。

2)ジャケ買い(エチケット買い)

ワインのラベル(フランス語ではエチケットと呼びます)、何が書いてあるかわからなくてもイラストが可愛い!センス良い!で気になるものがありますよね。

ラベルが気に入って、お値段も予算に合うボトルを見つけたら「これってどんなワインですか?」って聞いてみる。

「軽くて飲みやすいワインですよ」「果実味がしっかりあるワインです」など教えてくれるのでそれを参考にしましょう。

それでもよくわからなかったら「甘口ですか?辛口ですか?」って聞くのもあり。

このジャケ買い、今でもたまにやりますがラベルが自分好みだとワインも自分の好みに近いことが多くて面白いです。

高価格帯のワイン:ボトル5000円以上

いわゆる高級ワイン。

おじさまが大きなグラスに入れてグルングルン回してる感じ。

そんな高価格帯のワインは一般的に品質が高く、希少性(レア)や歴史的な価値を持つことがあります。

同じワインなのに、これまでみてきたプチプラ〜ちょっと贅沢ワインと比べて何が違うかというと、複雑な味わいや芳醇な香りを楽しむことができる=美味しい、というのと、個人的には「ブランド」もある気がします。

とはいえ高級ワインはこんな感じで原料も作り方も、特別に手がかかっています

  • 厳選された特別なブドウのみを使用
  • 熟練したワインメーカーによって作られている
  • 長期間の熟成
  • 特定の醸造技術で作られている

プチプラワインがチェーンのファミレスとすると高級ワインは有名シェフのレストランというイメージ。

TPOと予算に合わせて美味しいワインを楽しめるようになりたいですね。

世界の有名ワイナリー

高級ワインの話が出ましたのでここで世界の有名ワイナリーをいくつかご紹介します。

シャトー・マルゴーやオーパス・ワンなどは名前を聞いたことがある人も多いのでは?

ワインショップでもちょっと特別な棚に並んでいますし、レストランだとボトル1本で1ヶ月の食費や家賃分くらいのお値段だったりします。

目上の人やワイン好きな人に良いワインを贈りたいなんていう時はここから予算に合わせて選ぶと喜ばれるかと思います。私ならとても喜びます。

フランスの有名ワイナリー

  • シャトー・ラフィット・ロートシルト(Château Lafite Rothschild) ボルドーのポイヤック地域に位置するシャトーで、フランスを代表する高級ワインを生産しています。特にカベルネ・ソーヴィニヨンを主体とする赤ワインが有名です。
  • シャトー・ムートン・ロートシルト(Château Mouton Rothschild) ポイヤック地域のシャトーで、ラフィット・ロートシルトと並ぶ高級ワインを生産しています。独自の個性的なワインスタイルで知られており、芸術的なワインラベルも特徴的です。
  • シャトー・マルゴー(Château Margaux) メドック地域に位置するシャトーで、一流のグランクリュ(最高級格付け)ワインを生産しています。洗練されたスタイルと優雅な味わいが特徴であり、赤ワインの王者として称されます。
  • シャトー・オー・ブリオン(Château Haut-Brion) ボルドーのグラーヴ地域に位置するシャトーで、伝統的かつ優れたワインを生産しています。特に赤ワインは優れた熟成ポテンシャルを持ち、白ワインも高い評価を得ています。
  • ルイ・ラトゥール(Louis Latour) ブルゴーニュ地方に拠点を置くワイナリーで、高品質なブルゴーニュワインを手掛けています。シャルドネやピノ・ノワールを中心に、繊細でエレガントなワインを生み出しています。

イタリアの有名ワイナリー

  • アンティノリ(Antinori) 1385年に創業されたトスカーナの老舗ワイナリーで、イタリアを代表するワインメーカーの一つです。トスカーナ地方のグアド・アル・タッソやティニャネロなど、高品質な赤ワインを生産しています。
  • フレスコバルディ(Frescobaldi) 700年以上の歴史を持つトスカーナの名門ワイナリーで、トスカーナワインのトッププロデューサーとして知られています。ブルネッロ・ディ・モンタルチーノなど、上質な赤ワインを手掛けています。
  • ガヤ(Gaja) ピエモンテ地方を拠点とする名門ワイナリーで、イタリアの最高品質ワインの一つとされています。バルバレスコやバローロなどの赤ワインを中心に、独自のスタイルと洗練された味わいを追求しています。
  • マルケージ・アンティノリ(Marchesi Antinori) 14世紀に創業されたトスカーナの名門ワイナリーで、アンティノリ家の一員です。ティニャネロ、キャンティ・クラシコなどのワインで高い評価を得ています。
  • テヌータ・サン・グイド(Tenuta San Guido)イタリアのトスカーナ地方に位置する有名なワイナリーで「スーパータスカン」ワインの生産者として知られています。テヌータ・サン・グイドは、その最も有名なワインであるサッシカイアで知られています。

アメリカの有名ワイナリー

  • ロバート・モンダヴィ・ワイナリー(Robert Mondavi Winery)カリフォルニアのナパバレーに位置するロバート・モンダヴィ・ワイナリーは、アメリカのワイン業界におけるパイオニア的存在です。1966年に設立され、ボルドーやイタリアの伝統を取り入れた高品質なワインを生産しています。
  • ハーラン・エステート(Harlan Estate)カリフォルニアのナパバレーに位置するハーラン・エステートは、世界的に評価が高いプレミアムなワインを生産しています。限定生産で知られるワイナリーであり、複雑な味わいや優れた品質が特徴です。
  • オーパス・ワン(Opus One)ナパバレーにあるオーパス・ワンは、アメリカとフランスの共同プロジェクトとして知られています。1979年にロバート・モンダヴィとシャトー・ムートン・ロートシルトのフィリップ・ド・ロワ・ド・ロートシルトが手を組んで設立しました。オパス・ワンは、ボルドーワインのエレガンスとナパバレーのフルーティな特徴を融合させた高級ワインを生み出しています。
  • カレラ(CALERA)カリフォルニア州に拠点を置くワインメーカー。ジョシュ・ジェンセン(Josh Jensen)によって1975年に創設されました。CALERAは、特にピノ・ノワールの生産で知られており、優れた品質のワインを生み出しています。
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この記事を書いた人

WEBライター&フォトグラファーのTomokoです
旅とアートとワインが大好き
Wellness&Happinessな毎日のためのさまざまな情報をシェアします

・ワインエキスパート
・ヨガインストラクター

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