こんにちは!
和歌山推しの江戸っ子WEBライター、トモコです。
歩かないで熊野古道、那智大社を観光したい
これは昨年(2022年12月)母と和歌山旅行に行った時の情報です。
世界遺産の熊野古道を歩いてみたい、熊野那智大社にお参りしたいねと母子でずっと言っていたんですが、ウチの母は数年前に「脊柱管狭窄症」の手術を受けまして。
旅行に行っても長い距離を歩くことはできないし、転んだりしたら大変。
だから無理?いいえ、歩けないならタクシーで行けばいいじゃない!
というわけでタクシー観光にチャレンジしました。
早朝、東京羽田空港を出発して、南紀白浜空港へ。そこからバスに乗りJR紀伊勝浦駅前に着いたのが午前11時20分頃。
東京から紀伊勝浦駅へのアクセスについてはこちらの記事もどうぞ
タクシー貸切は簡単だった
駅の近くで和歌山ラーメンを食べて、駅前のタクシー乗り場へ。
ホテルに泊まっている場合はフロントにお願いすればタクシーを呼んでもらえます。
タクシーが見つかったら運転手さんに貸切観光したいですと話して、見たい場所、時間と料金を確認しましょう。
私が駅前で乗ったタクシーには観光モデルコースの料金表がありました。
私たちは那智の滝・熊野那智大社、熊野古道を「できるだけ歩かないで」回りたいですとお願いして、2時間1万円で出発!
タクシー観光の良いところは「貸切」だからマイペースで行けること。
他の人と一緒に回る観光バスやツアーだと、足の悪い高齢者はついていくことが難しいんですよね。
荷物も乗せてもらえるのでコインロッカーに預けたりする必要もありません。
熊野古道を歩いてみた
まずは熊野古道の大門坂入口へ。
車の通る道路の脇に「大門坂」の看板があります。
ここから那智大社へ向かって石畳の路が続きます。
大門坂の看板前で母と二人の写真を撮ってもらい、私は熊野古道ちょこっとウォークへ。
母はタクシーで少し上の駐車場へ先回りして、待っていることに。
熊野古道は静かで雰囲気が最高。緑が多いので空気もおいしい。
深呼吸しながら登りますが、結構息が上がる。
歩ける人は少しだけでも登って見ると、いい思い出&運動になります。
タクシー貸切なら、こんな風に自由に観光できます。
長い石段をパスして熊野那智大社を参拝
再びタクシーに乗って、熊野那智大社と青岸渡寺へ向かいます。
ここは山の上なので参拝するには長い長い石段を登っていかなくては行けません。
が、裏技もあります。
「防災道路」という有料道路を通れば、那智大社と青岸渡寺の境内近くの駐車場まで行くことができるんです。
料金は800円(タクシー料金とは別)迷わず払います。
そして熊野那智大社、青岸渡寺を参拝。
御朱印やお守りをいただきました。
熊野那智大社の境内を進んで行くとすぐに青岸渡寺。西国三十三所観音霊場の第一番札所です。
タクシーで登って来たので、足の悪い母もこの景色を見ることができました。
飛瀧神社 那智御瀧へ
熊野那智大社、青岸渡寺参拝の後は「那智の滝」へ。
車で行けるのはこの鳥居の前まで。周りには駐車場やお土産やさんがあります。
鳥居のある入口から滝まで、石段が続きます。ここも足の悪い高齢者には厳しいので運転手さんと一緒に休憩しててもらい、私一人で参拝へGO!
片道10分くらい、石段に手すりはありますが古い石なので足元注意。
滝の近くまで行けて、飛瀧神社の御朱印もいただけたので良かった!
というわけでタクシーでは那智の滝の近くまで行くことはできません。
石段の上り下りが厳しい人は前述の熊野那智大社までタクシーで行って、参拝しつつ境内から滝を拝むのが良いと思います。
帰りはホテルまで。運転手さんありがとう!
マイペースで観光した後は、ホテルまで送ってもらいます。(コースの料金内)
お昼頃に出発するとホテル着が3時くらいになるのでちょうどチェックインの時間。
私たちの泊まるホテルは「ホテル浦島」
ホテル浦島は港から送迎船で行くのかと思っていたら、タクシーは秘密の(?)トンネルを通ってホテル裏手の入口までつけてくれました。
車のトランクから荷物を下ろしてもらい、運転手さんとお別れ。ありがとうございました!
と、こんな感じで紀伊勝浦到着日に、行きたかった所を回ることができちゃいました。
貸切2時間ほどのコースで料金は10,000円+有料道路通行料800円、計10,800円。
石段や足元の悪い道を歩けないからと熊野・那智観光を諦めていた人、時短で観光したい人にはタクシー貸切おすすめです。